中国(北京)その1.「激マズ」→「大満足」 ハワイなど、英語圏や慣れた所なら「食事付きツアー」なんか頼まない。 中国語は全くわからない、しかも西安という田舎にも行くということで、 このツアーは食事つきをチョイスした私たち。 やはり想像どおり、マズかった... どう見ても観光客しかいないレストラン。あらかじめ作ってあった料理。 これらには本当に閉口した。 しかし、最後に逆転満塁ホームランが待っていた! このツアーの目玉の一つ、「北京ダック」である。 いつもは観光客しかいないようなレストランだったが、 北京ダックのレストランだけは違った。地元のヒトも美味しいと通う店。 案内されて席に着き、ちょっと期待が膨らむ私たち。 すると、ワゴンに乗って北京ダック登場~! シェフが目の前でダックの皮を包丁でそいでゆく。 これが、日本とは違うのだ。 日本の北京ダックは「皮」を食べる感じだが、 ここでは皮にお肉もついた状態にそぐのだ。 しかも、とても食べきれないような量。 今まで食事でハズレ続きだった私たち。もう見るからに違う。美味しそう。 狂ったように食べ続けた。美味しい~♪ 北京ダックだけでお腹がいっぱいになったこと、あります? 私たちは北京ダックだけで、もう吐きそうな位お腹がいっぱいになった。 北京で一番幸せだったひととき。 (余談ですが、北京ダックに巻く具が盛り付けられたお皿の周りに なんと「さそり」のから揚げが飾られていた。 食べられるのか?とたずねたら、食べられるとの答えが。 もちろん、食べました。尻尾だけですが。味は...はっきり言って無し。) 翌日、あまりに食べ過ぎた私たちはやはり2人揃ってお腹を壊した。笑 その2. 万里の長城 北京での目的の1つ、「万里の長城」。 私たちが行ったのは最も観光地化されている「八達嶺」であったが、 それでも地球の外からでも見えるほどの大スケールは十分肌で感じられた。 登山並みの急な坂に息を切らしながらも、なんとか上まで登ることが出来た。 後から新聞等で知ったのだが、観光地化されている八達嶺は 比較的メンテナンスが行き届いているが、 もっと田舎のほうにある部分については損壊が進んでいるというのだ。 なんでも、地元の住民はそれが「万里の長城」という 世界遺産であるということを知らないというのだ。 貧困に窮したそのような住民たちは万里の長城の城壁を壊して 自分たちの家を作るのにもって行ってしまったりするそうだ。 日本では考えられないことである。 世界遺産を壊してしまう、ということよりも 「自分の住んでいるところにあるその大きな壁」が「万里の長城」である ということを知らないということに対して... ジャンル別一覧
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